2021/07/09 (金)

マイクロサミット ニュースレタ-7月号

いよいよ東京オリンピック2020が開催されます7月と成りました。メディアの表題として毎日に話題に事欠く事は無いようです。
そんな報道の中、民放44局が2028年秋までにAM局をFM放送へ転換する方針の新聞記事が目に留まりました。容姿は異なれど、放送用アンテナは想像を超えて高く、巨大な装置です。しかしAM放送アンテナの容姿が示す大きさからなる維持コストが転換要因に成ったとの事。放送インフラも時代の趨勢には抗えない潮流と成って居ます。
日々の情報に流されない時の潮流変化にも気づく大切さも有るのかと思います。

1.ALFA  Network Inc.製Wi-Fi HaLow対応モジュール

A)    概要
ALFA Netrwork Inc.社は、台湾、台北市拠点とする産業用IoTソリューションの専門メーカーで、Wi-Fi 6, Wi-Fi, LoRaのモジュール及びGateWay開発、設計及び製造をしています。
今回は、各種11ah対応モジュール製品をご紹介いたします。 Wi-Fi HaLow (IEEE 802.11.ah )は、「Wi-Fiアライアンス規格」に準拠し、
暗号化方式を含めた過去のネットワークの設計資産を有効活用しつつ、「サブギガヘルツの利用」により、「広域 1.5km」かつ「高速 150kbp~15Mbps」 の通信を可能とする規格です。

B)   WiFi Halow (IEEE 802.11.ah ) 規格の特徴
・Wi-Fiの伝送距離が拡大 (従来のWi-Fiに比べて約10倍)
・端末からクラウドまでエンドツーエンドでユーザーが自由にネットワーク構築可能
・従来のWi-Fi同様、IPベースのフルオープンプロトコルを採用
・数Mbps程度のスループットの可能性

C)   アプリケーション
・IoT, センサーネットワーク
・スマートホーム  
・スマート工場
・スマートシティ
・ウェアラブル機器

D)    Wi-Fi HaLow*対応各種モジュールの特徴
・Wi-Fi HaLow (IEEE 802.11.ah )準拠
・各種標準フォームファクター準拠

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(*) 周波数設定:内蔵SAWフィルタの切替えで各国電波法へ準拠しています

これらのモジュールは、去る6月2日(水)~4日(金)開催の国内最大級のワイヤレス技術の展示会「ワイヤレスジャパン2021」の11ah推進協議会のブースで、国内外のメーカーとともに紹介されました。WiFiの屋外展開や、IoT(LPWA)機器の画像転送等で、是 非ご検討ください。

ご質問・お問い合わせは、マイクロサミット(株) sales@microsummit.co.jp  井波(イナミ)までお願いします。


2.  Unictron Technology社のUWBセラミックチップアンテナを紹介します。

A)   概要
Unictron Technologies社は創業1988年となり、本社、工場は台湾:新竹に有ります
同社はピエゾセラミックスのマテリアルから自社開発・生産して居ます。現在はBenQグループのDARFON傘下の開発製造会社と成ります。
ピエゾセラミックスを用いたチップアンテナ及び各種超音波センサー素子、並びに各種モジュールが主力製品と成ります。
今般は、iPhoneにも採用されてたUWBに使用されるセラミックチップアンテナを紹介します。

B)   用途 UWBを採用したセンサー用アンテナして、
・    手荷物検知装置
・    車載用位置センサー
・    リモコン
・    高精度測位センサー
・    スマ―トフォン、IoT wearable端末

C)   特長

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組み立てコストが削減、信頼性向上させる面実装部品として提供されます。

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ご質問・お問い合わせは、マイクロサミット(株) sales@microsummit.co.jp  石井(いしい)までお願いします。